行方も知らぬ恋。

好きなものを好きなように。をモットーにマイペースにゆるゆると好きなものを語るブログ。

12歳のオスカーと19歳ののぞむ

 

2015年12月6日13時公演。小瀧望主演の舞台「MORSE」を観に行ってきました。東京グローブ座での最後の公演。千秋楽。

 
2回目の東京グローブ座。わたしにとって最初で最後のモールス。
 
そこにいるのは19歳ののぞむであり12歳のオスカーでした。
 
オスカーはとても孤独な子だったのだと思います。学校でも家でも受け入れてくれるひとはいない。そんなときにエリに出会った。エリはとても長い間生きているけれどオスカーといるときは少女エリになっているなと感じました。エリと出会ったことで少しずつ変わっていくオスカー。そんなオスカーを演じるのんちゃんをこの目でみることができて良かった。
 
見た目は望なのにでもそこに大好きなアイドル小瀧望はいなくて。でもいじめられてるシーンをみるのは本当につらかったです。演劇としてたのしみたいのに。そこだけはどうしてもやめて。って思ってしまった。それでも最後は世界観に引き込まれていきました。
 
結末がハッピーエンドと捉えるのかオスカーは未来のホーカンなのか。どう捉えるのが正解かはわかりません。でも最後のオスカーの笑顔は本物なのだと思いました。
 
カーテンコールのときでてきた望にオスカーの面影はなくて。あ、大好きな小瀧望だ。よかった。と安心したわたしがいました。だいすきなひとはちゃんとそこに存在していた、と。最初に立ち上がったひとからまたひとり、と続々と立ち上がっていきスタオベで拍手が鳴り止まなかったカーテンコール。4回でてくるたびに様々なアクションをしてくれたのんちゃんがかわいくてかわいくて。
 
19歳で初主演舞台で周りが先輩ばかりのなかとても素晴らしい舞台を座長として務めあげたのんちゃん。おつかれさまでした。無事全公演終えられてよかった。